ソリューション

現場エリアをメッシュ無線で素早くモニタリング
“ConnecTED TH”

IoT活用による現場改善の第一歩は、生産性向上や事故防止につなげるために現状の課題認識に向けたモニタリングを始めることからスタートします。現場の状態把握をいかに素早く始め、改善までの道のりを短くしIoT活用による費用対効果を見極められるかが重要です。ビジネスPoCを進める中で、電源や通信の配線などで時間を要し現場作業を阻害したり、安定してデータが取れないという状況に直面することも少なくありません。ConnecTED TH (温湿度センサー)は自律型メッシュ無線により、短時間で現場のモニタリングを開始できるソリューションです。

概要

ConnecTED THは自動でメッシュ無線ネットワークを形成するため、難しい無線知識がなくても、必要な場所に必要な数だけセンサーを置いて電源を入れるだけで、素早く現場のモニタリングを開始できます。またConnecTED THのメッシュ無線に備えたネットワーク自己最適化・自己修復機能により、現場で時々刻々と変化する無線環境に対応した長期安定・高信頼性のモニタリングも実現することができます。ConnecTED THは産業メーター用のリチウム一次電池を内蔵しているため約5年間電池交換が不要になりモニタリング機器のメンテナンス負荷を大幅に軽減することができます。

活用例

東京エレクトロンデバイスの半導体物流倉庫、100m四方のエリアに、30ポイントのConnecTED TH温湿度センサーを短期間に設置し、長期の温湿度の時系列変動を多点で把握することにより、季節毎の気候に対する安定した温度・湿度維持の目的に対して、空間内の温度・湿度のムラの状態把握、および異常状態監視と発報のシステムをMicrosoft Azureのクラウドプラットフォームを用いて、自社で短期に構築し、長期の倉庫温湿度モニタリングにConnecTEDソリューションを活用しています。

特長

  • IoTの活用のビジネスPoCから、長期モニタリングまで素早く始めて、低メンテナンスコストで長く使えるモニタリングソリューション
  • PoCでも長期モニタリングの運用でも、素早く簡単に、安心して使える自律型メッシュ無線を採用
  • 無線通信状態や電池残量監視等のメンテナンス負荷を大幅に軽減