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通信

Sigfox対応無線モジュール

Sigfoxは、LPWAの通信技術の一つで、免許不要な920MHz帯域を利用して、低コスト・省電力・長距離伝送の実現するIoTネットワークの方式として注目されています。社会インフラや各種生産管理、農業など様々な分野におけるIoT導入に採用されることが期待されています。

Sigfox対応 無線モジュールとは

位置情報、環境モニタ(アナログ/デジタル)、パルス入力、パルスカウントなどプリインストールされたアプリケーションを実装したSigfox対応モジュールはSigfox認証(RCZ3J P1)、日本電波法(ARIB STD-T108)を取得しています。小型薄型タイプで外部接続のアンテナにより、長距離伝送が可能で外形寸法は13mm角と小さく、小型機器に最適です。

概要

WF941シリーズ

STマイクロエレクトロニクス社製SoC「S2-LP+STML071」を搭載したアンテナ外付け小型・薄型面実装タイプのモジュールです。アンテナ接続は同軸コネクタ有り/なしの2タイプが用意されており、また位置情報や環境モニタなどの用途に合わせたアプリケーションが実装可能になるため、Sigfox対応ネットワークとの通信を容易に実現することが可能です。

使用用途

コンシューマエレクトロニクス機器、水道・ガス等の設備機器、セキュリティ関連機器、見守り関連機器、サプライチェーン関連機器、環境モニタ、作業者のリモート健康管理、物流・資材トラッキングなど

製品特長

WF941シリーズ

  • 高出力13dBm(Typ.)で低消費電力の動作を実現
  • 小型・薄型の表面実装タイプのモジュール
  • Sigfox RC3(日本仕様)の上り/下り通信に対応
  • Sigfox RCZ3J P1認証、日本電波法(ARIB STD-T108)取得
  • 70種類のアンテナから用途に応じたアンテナを選択可能

製品仕様・規格

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周波数
上り923.2MHz/下り922.2MHz
準拠規格
Sigfox RCZ3J
ARIB STD-T108
外形寸法
13mm (W)×13mm (D)×2.3m (H)
上位インタフェース
UART (Sigfox ATコマンド)
送信出力
+13dBm(typ.)
伝送速度
上り100bps/下り600bps
電源電圧
DC 1.8V ~ 3.8V
消費電流
(VDD=3.3V)
送信時:27mA (typ.)
スタンバイ電流
1μA以下
ペイロード長
Max. 12bytes
アンテナタイプ
外付け
動作温度範囲
-30℃ ~ +85℃
認証
Sigfox Verified Certification、電波法:日本

 

上記を使ったSigfox評価キットもご用意しています。詳細はお問い合わせください。