「技術商社」にとって「技術力」は生命線
大学では工学部で材料物性を専攻し、薄膜の電子物性をさまざまな手法で解析する研究に取り組んでいたので、その経験から材料系メーカーでの開発職をイメージして就職活動を開始しました。実際に就職活動をしているとさまざまな働き方があることを知り、自分が一番大切にしたいと考えていた「技術力」をキーワードに企業研究を進めていたところ「技術商社」という存在を知り、迷わず東京エレクトロンデバイスの会社説明会に参加しました。
会社説明会では実際にエンジニアの社員と会話することができたのですが、とてもいきいきと会社や担当業務のことを話されていて、「技術商社の生命線はエンジニアの活躍だ」という説明が特に印象に残りました。
実際に入社してみると、私が配属されたITソリューション部門は営業職よりもエンジニアの人数が多く、ITシステムをお客様に購入していただくには「技術力」が欠かせないということを実感しました。
ITソリューション部門のエンジニアは、システム導入を検討しているお客様に提案活動をする「プリセールス」と製品を販売したあとのサポートを行う「ポストセールス」に分類されます。
私はプリセールス担当のエンジニアとして、主に海外メーカー製のネットワーク(通信)機器を担当し、技術的な立場からシステム提案をしています。まずは、営業職とともにお客様企業を訪問し、ニーズや課題を的確に把握します。その後、設計・社内検証・構築・デモなどを行い、提案したシステムの技術的メリットを理解していただき、製品を採用していただくことがゴールです。
そのゴールを勝ち取るためにエンジニアに一番求められるのは製品知識です。多くの技術や製品がどんどん進化していくので勉強は大変ですが、しっかりと自信を持って提案できたときは必ず結果が返ってくるので、そこにエンジニアとしてのやりがいを感じています。
意欲があれば、新たな技術や知識が学べる環境
東京エレクトロンデバイスに入社して良かったと思うことは、エンジニアの成長に力を入れていることです。たとえば定期的に社内技術発表会や勉強会が開催されます。自分が担当していない技術分野や製品について効率的に知識を習得できますし、ITシステムはさまざまな機能で構成されており周辺技術の知識を持つことは自分の担当業務にも有益なので、積極的に参加しています。
また、普段から上司がメンバーの状況をよく見て担当業務を決めてくれるので、いろいろなことに挑戦できます。私がはじめてプログラミング案件に取り組んだ時も「こんな仕事があるけど、やってみないか」と上司から声をかけてもらいました。最初は悪戦苦闘しましたが、開発言語に詳しいエンジニアにどんどん質問して知識を身につけ、なんとかやりきることができました。もちろん分からないことがあれば自ら調べていくような主体性が必要ですが、経験がなくても臆せず取り組める環境が整っています。
現在、ネットワークシステムは自動化が進みインフラエンジニアにもプログラミング技術が求められるなど、インフラエンジニアには幅広い知識や技術が必要になってきています。東京エレクトロンデバイスには学べる環境・風土・ノウハウがあるので、しっかりと勉強して、変化に対応できる次世代インフラエンジニアを目指していきます。
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9:00
出社
スケジュール確認・メールチェック - 10:00 セールスに同行し、お客様先へ移動
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11:00
お客様と打ち合わせ
お客様への提案などを行います。 -
12:00
昼休み
外出先で済ませることもあります。 -
13:00
帰社
お客様からの問合せ対応をします。 -
14:00
検証作業
お客様への提案する案件の検証作業を行います。 -
18:00
退社
会社の先輩や同僚とフットサルをやることもあります。