TXOne Networks / 持ち込み機器・デバイスへのセキュリティ対策 「Elementシリーズ」
Elementシリーズは『Portable Inspector』『ElementOne』『Safe Port』の3つの製品によって構成された、OT環境のセキュリティ検査と資産管理業務を効率化する包括的なソリューションです。
利用イメージ
工場内・クローズド環境下への接続機器・外部デバイスへのウイルスチェックを実施し、工場内持ち込み機器に対するセキュリティ対策を実施します。
製品ラインアップ
 Portable Inspector Pro |
 Portable Inspector Standard |
|
| Windowsスキャン | 〇 | 〇 |
| Linuxスキャン | 〇 | 〇 |
| 管理プログラム | 〇 | 〇 |
| 資産情報収集 | 〇 | 〇 |
| セキュアストレージ | 〇 64 GB |
× |
| AES-256 ハードウェア暗号化 | 〇 | × |
| ログや検疫済ファイル格納のストレージ容量 | 64 GB | 16 GB |
Portable Inspector：USB型マルウェアの検知・駆除ツール
- ● ソフトウェアのインストールやシステムの再起動は不要
- - デバイスを変更することなくミッションクリティカルな資産をスキャン
- - USBメモリ型の検索ツール（Scanning Tool:ST)エアギャップシステムおよびスタンドアロンPC用
- - マルウェアスキャンを実行する前に再起動は不要
- ● 簡単な操作
- - プラグアンドスキャン。ITの専門知識は不要
- - 内蔵の通知LEDは、マルウェアスキャンのステータスを表示
- ● OTの可視性を拡張
- - コンピューター情報、Windows Update、アプリケーションの一覧など、資産インベントリの詳細なスナップショットを収集
- ● クリーンなデータの搬送
- - PI Proデバイスで転送できるのは、クリーンなファイルのみ
- ● 幅広いOSに対応
- - WindowsレガシーOS、Linux OSにも対応
※Linux OSはマルウェアスキャンのみ対応となります。詳細は下記リンクをご参照ください。 - Portable Inspector System Requirements（メーカー製品サイト）
Safe Port：持ち込みストレージ（USBメモリ）ウイルスチェック
使用方法
- ● USBメモリのスキャン
- - 作業場に持ち込む前にUSBメモリに対してスキャンを実行し、マルウェアのチェックを実行
- - リムーバブルメディア経由のウイルスの侵入を防止し、生産の安定性と継続性を支援
- ● 安全なデータ搬送
- - USBメモリからPortable Inspector Proのセキュアストレージに転送し、エンドーツーエンドで安全に管理されたファイル転送が可能
- ● 常に最新パターン更新
- - Portable Inspector(Standard/Pro)との間で検索パターンを双方向に同期可能
ElementOne：オフライン資産を一元化し資産概況を把握
- ● 全体管理とパターンファイル更新を一元管理
- - ElementOneにて、Portable Inspector・Safe Portから取得した資産情報およびパターンファイル更新一元管理可能
- ● Portable Inspectorで検出した資産情報をもとにした詳細レポート出力
- - 検査対象情報（機種、OS）
- - 検査ソフトバージョン
- - 検査ソフトパターン
- - 検査結果
- - 脆弱性（評価）情報
- - 搭載アプリケーション情報