NXP Semiconductors / S32Kシリーズ

S32K 車載汎用マイクロコントローラ

S32Kマイクロコントローラは、Arm^® Cortex^®-Mシリーズ M0+/M4F/M7コアを採用し、高いスケーラビリティを維持しております。高性能、低消費電力機能を備え、高い電力効率とメモリ構成により、ボディ・ゾーンコントロール、電動化に加え、幅広いアプリケーションに適しています。また、ASIL B/Dレベルに準拠した機能安全と組込みセキュリティを同時に提供、また多種類のピン数・パッケージを用意しており、低コスト化にも寄与します。
さらに、最低15年の長期製品供給、および包括的なサード・パーティ・ソフトウェアやツールのエコシステムによってサポートされています。
S32K MCUはS32車載プロセッシング・プラットフォームの一部であり、AUTOSAR^®と非AUTOSARの両方のアプリケーションに対応した車載グレードRTDドライバを無償で提供しており、開発・実装から継続的な性能評価まであらゆるソリューションに対応できます。

S32 車載プラットフォーム

S32K1シリーズは、AEC-Q100に準拠した32ビットマイコンで、将来性が確保された周辺機能を含むスケーラブルなArm Cortex-Mコアをベースとし、商用グレードのツールとソフトウェアの画期的な組み合わせを実現します。ASIL Bまでの車載アプリケーションをサポートします。

S32K3シリーズには、シングル、デュアル、およびロックステップ コア構成のスケーラブルな32ビット Arm Cortex-M7 ベースの MCU が含まれており、ASIL D レベルの安全性までサポートしています。
機能として、NXP ファームウェアを搭載したハードウェア セキュリティ サブシステム、firmware over-the-air(FOTA)アップデートのサポート、AUTOSAR および非AUTOSAR アプリケーション用の ISO26262準拠のリアルタイム ドライバー(RTD)ソフトウェア パッケージなどがあります。
S32K3シリーズは、NXP の新しい HDQFP パッケージング技術も提供されており、標準のQFPパッケージと比較してパッケージ フットプリントを最大 55% 削減します。また、ASIL BあるいはASIL Dまでの車載アプリケーションをサポートします。