IntervalZero / RTX64 (Real-time Extensions)

アプリケーションをリアルタイム動作させるWindows拡張機能

RTX64は、リアルタイム処理を目的として開発されたアプリケーションを、使い慣れたWindows環境でリアルタイム動作させることができるWindows拡張機能です。
Windows IoT Enterpriseを含むWindows 10/11を、タイムクリティカルなアプリケーションで使用できるRTOSにするための拡張機能を提供します。
RTOS搭載の拡張ボードやFPGA/DSPを使用する必要があった処理を、RTX64ソフトウェアに置き換えてコストダウンを図ることができます。

  • 64bit OSに最適合するよう新設計されたリアルタイムサブシステム
  • 64bit Windows 10/11各バージョン(Homeを除く)に対応
  • 最大64コア、SMP(対照型マルチプロセッシング)対応
  • リアルタイム画像処理にも適応できる最大128GBのメモリ空間
  • 複雑なドライバモデルを考慮することなく、物理メモリ、I/Oにダイレクトでアクセス可能
  • 最小1µ秒精度のタイマーを提供
  • Visual Studio 2022、2019、2017による開発、デバッグをフルサポート
  • マルチコア対応リアルタイムTCP/IPスタック
  • RTX64上でGigE Vision カメラとOpenCVライブラリを利用できるRTX64 Visionをオプション提供
1台のPC上でWindowsとRTX64が共存

 

開発環境

RTX64のアプリケーション開発はMicrosoft Visual StudioにRTX64 SDKをインストールすることで、慣れ親しんだVisual Studio環境でWindowsアプリケーションと同じように開発することができます。
開発は、1台のPCにRTX64 RuntimeとSDKをインストールして動作させることが可能なのはもちろん、ターゲットとは別のPCにSDKをインストールして、リモートで開発することも可能です。
RTX64アプリケーションのデバッグは、Visual Studioのデバッガ、WinDbgが利用可能です。
また、Percepio社のGUIリアルタイムトレースツールTracealyzerをRTX64用にカスタマイズしたものをSDKに標準でご提供しています。
 

動作環境

RTX64 Runtimeは、Windows10 / Windows11の各バージョン(Homeを除きます)、Intel Core Processor等に対応。
また、RTX64 SDKはVisual Studio 2022/2019/2017に対応。
サポート対象のWindows OS、プロセッサおよび Visual StudioはRTX64のバージョン毎に異なりますので、詳細は弊社までお問い合わせ下さい。
 

RTX64対応製品

Windowsのリアルタイムの市場ではRTX64で利用可能なハードウェアが多く提供されています。
またインタフェースカードでは100以上のドライバーが提供されています。
個々のドライバーの入手につきましては、直接各パートナーへご連絡ください。
 

RTX64評価キット

最新バージョンのRTX64製品を無償で90日間ご評価いただける、機能制限のない期間限定の評価キットをご用意しております。

RTX64の評価をご希望のお客様は、以下のIntervalZero社のサイトからリクエスト頂くことで、動作に必要な評価用アクティベーションキーとインストーラのダウンロードサイトの情報を入手できます。
無償評価版ソフトウェアのリクエストページ
 

※リクエスト後のIntervalZero社からのご案内には時間がかかる場合がございます。
 2~3日経っても返答がない場合は、弊社までお問い合わせ下さい。

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