第35回 日本 ものづくり ワールド ものづくりAI/IoT展 

東京エレクトロンデバイスブースでは、AI、クラウド、セキュリティなどの最先端テクノロジーを活用した製造業の未来を加速するためのDXソリューションをご紹介します。製造業におけるDXの重要性やメリットを理解いただき、今後のビジネス戦略の立案に役立てていただけます。ブースでは、デモンストレーションも行いますので、製造業におけるDXの具体的な効果をご体験いただけます。

製造業DX 未来のものづくりを変える

概要

開催日

2023年06月21日 10:00 〜 2023年06月23日 18:00

会場

東京ビッグサイト 東展示棟 東3ホール(小間番号:27-50)

参加費

無料(招待券もしくは事前登録)

小間番号

27-50

主催

RX Japan株式会社

ブース位置

展示内容

スマートエンベデッドソリューション

顔認証が叶える、工場・製造現場のDX改革FaceMe®

FaceMe®は世界最高水準の顔認識エンジンを使用した顔認証のトータルソリューションです。一般的な正面からの顔認識だけでなく、マスク着用時の高精度の認識や、ウォークスルーでの複数人の同時認証の導入により工場、製造現場におけるさまざまな課題解決のご提案を行います。

【工場・製造・工事現場などの入退管理】
出退勤等のピーク時にも、混雑が緩和されスムーズな入退館が期待できます。

【食品製造の安全性の確保するセキュリティ管理】
外見で個人が判別し難い食品工場内において、IDカードの貸し借りなどによる「なりすまし」を厳密に防止できます。

【工場における品質管理と有資格者の作業実績の記録や設備機器の権限の追加】
「マスク+ゴーグル+帽子(またはヘルメット)」着用時というシナリオでの顔認証や有資格者のみ使用できる設備への権限の追加なども可能です。

より安心・安全に顧客満足度向上を実現するOEM向けソリューション

東京エレクトロンデバイスが提供するソリューションを活用いただくことにより、お客様満足度やセキュリティ、さらには現場でのトラブル回避等製品の付加価値向上を実現します。具体的には下記4つの製品をご紹介します。

【FalconLink on Azure】
・お客様の社内ネットワークへのログイン不要でリモートメンテナンスを実現
・Teams連携やスナップショット対応等各種機能を搭載

【Microsoft社Windows IoT Enterprise】
・10年間バージョン固定で使用可能なWindows、OSの長期サポートを実現 ・ロックダウン機能を使用しセキュアな端末を構築

【NXP社i.MX8Mシリーズ】
・拡張性、省電力性、接続性、セキュリティ、機械学習を備えたマルチメディアおよびディスプレイアプリケーション用のマルチコア

【Trellix社Trellix Embedded Control、Trellix Mobile Security】
・ゼロデイ攻撃等の脅威からデバイスを保護するホワイトリスト型エンドポイントセキュリティ ・モバイル端末への不正アクセスや乗っ取りを検知し安全に利用

エッジからクラウドまでスマートOEMプラットフォーム

OEMのシステム基盤に豊富なラインナップ、供給力で定評のあるデル社製品を提案します。

OEMの装置に使用するサーバはPowerEdge、制御系に使用するワークステーションはPrecision、操作系PCにはOptiPlexです。

また、各種センサーからのデータを集約するゲートウェイはEdge Gateway 3200/5200です。装置からのデータをハイブリッド環境で分析するためにオンプレミスで使用するサーバとして、PowerEdge XR4000、クラウド連携でAzure Stack HCIを推奨します。

外部からのデータアクセスの端末としては、堅牢型タブレットのLatitude 7230、また、ノートPCのLatitudeシリーズをバージョン固定版のWindows for IoTをインストールして提供します。

内蔵MLアクセラレータによる簡単エッジAI ~スピーディかつ安全な環境を~

オンプレミス環境でAI機能を実現します。ML(Machine Learning)アクセラレータを内蔵したArmコアベースのCPUを使用することで小型かつ低消費電力でシステムコストを削減可能です。

【エッジAIとは】
エッジAIとは、AIをデバイスに直接搭載し、推論処理を行うことができる機能です。スピーディでセキュアなデータ処理が可能になります。採用例として、工場の製造ロボットや設備の保全管理、自動運転技術が挙げられます。

【NXP製i.MX 8M Plus】
i.MX 8M Plusは、機械学習とビジョン、高度なマルチメディア、および信頼性の高い産業用IoTに適しており、2.3TOPSのMLアクセラレータを搭載しています。 その他ビデオのコーデックやグラフィックエンジン、カメラI/F、オーディオI/Fを搭載しており、家庭用オーディオから産業用ビルオートメーションやモバイルコンピュータまで、幅広いアプリケーションに最適です。

【デモ内容】
・展示会場内人数カウント
TEDのブースにお越し頂いた方を追跡し、人数をカウント
採用例:店内、イベント会場などで人気の場所や時間帯を計測

・ブロック個数カウント
ベルトコンベア上に置かれた同系色のブロックの組付け間違いを検出
採用例:ベルトコンベア上を流れる荷物の仕分けや個数カウント

スマートファクトリーソリューション

工場内の脅威を可視化!Microsoft Defender for IoT

経済産業省の「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン」では、
・工場内のOTデバイスの可視化、データの収集、監視
・工場システムに異常が発生した際の的確な検知
が求められています。

サイバーセキュリティ対策は、今やITだけでなくOT領域でも必須です。

OTネットワークに接続するだけで自動的にネットワークマップとデバイスを可視化するMicrosoft Defender for IoTを活用すれば、ガイドラインに沿ったセキュリティ対策が可能です。

【Microsoft Defender for IoTの導入メリット】
・視覚的なネットワークマップとデバイスの詳細を可視化
・機械学習とOTデバイスの行動分析による脅威検知
・既存のOTネットワークに影響を与えず簡単・低コストで導入が可能

東京エレクトロンデバイスは、その導入から運用までサポートします。

サイバー攻撃から工場を守る!工場向けネットワークセキュリティ トレンドマイクロ社 Edgeシリーズ

Edgeシリーズは、サイバー攻撃から工場内の重要資産を守るネットワークセキュリティ製品です。

OT環境に特化したコンセプトで開発され、工場のネットワークに設置することで、配下に接続されている重要資産をサイバー脅威から保護し、脆弱性を悪用する攻撃を防ぐことが可能です。

【主な機能】
・脆弱性を悪用する攻撃を防ぐIPS/IDS(仮想パッチ)機能
・産業制御機器に対するOTプロトコルの通信を制御する機能
・重傷資産の保護
・可視化

【課題に対して有効なソリューション】
・工場内の既存ネットワークを変更できず、生産設備の稼働を止めることができない→ネットワークに透過的に導入可能なため、論理ネットワーク構成を変更せずに仮想パッチで脆弱性を保護

・工場設備のソフトウェアアップデートおよびパッチの更新ができない→Edgeシリーズを対象設備の前段に導入すれば、ソフトウェアのインストール不要でレガシーOSの保護が可能

・設備メーカーから遠隔保守の要求があるが、ネットワークを解放するのが不安→外部接続用のゲートウェイと設備の間にEdgeシリーズを設置し、外部からのマルウェア感染・脆弱性攻撃を防止

映像による見える化“CHIPSサービス”

「映像による見える化サービス CHIPS」は多視点カメラで死角を無くし、あらゆる作業の「見える化」を容易に実現するクラウドサービスです。

安価なハードウェアを採用し、最大10台までのカメラ映像を同期再生することができ、録画保存期限は無制限で利用可能です。API連携により作業実績等の外部データと組み合わせ、作業動画分析を用いた工程改善や不良原因究明を行うことで、生産性向上や品質安定化に活用いただけます。

工場内をOPC UAで「つなぐ」「活用する」 ~OPC UA over TSN ソリューション~

産業オートメーション用通信プロトコル OPC UA over TSNで工場内の装置・機器の相互運用を実現し、クラウドによるデータ活用をご提案いたします。

【特徴】
・OPC UAで異なるプラットフォームの機器間で簡単かつ安全にデータ通信可能
・時間の同期性を保証しリアルタイム性を確保できるTSN上でOPC UAを実現
・セキュリティの三大要件である、完全性・機密性・可用性に対応
・Pub/Subモデルを利用したセキュアなインターネット接続
・クラウド活用により、データを容易に可視化
・収集したデータの利活用により、故障予測を実現

【ご紹介製品】
NXP Semiconductors社LS1028Aプロセッサ
・産業用IoT向けに先進的なTSN対応SoC
・64bit Cortex A72 x2搭載

Empress社OPC UA
・OPC Foundationが認証した産業オートメーション用通信プロトコル 「OPC UA」 のSDKの提供

Microsoft社Azure
・クラウド運用によるデータ利活用(データ可視化、データ分析、故障予知、安全なデータバックアップ、機械学習への対応、柔軟な拡張性)

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