JC-STARとIoT機器の未来:セキュリティの新たな挑戦と実践事例

JC-STAR(Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements)は、2024年8月に経済産業省が公表した「IoT製品に対するセキュリティ適合性評価制度構築方針」に基づき構築されたIoT製品のセキュリティ機能を評価・可視化することを目的とした制度です。
JC-STAR取得の際にベンダー側は、適合基準を満たすための技術的なハードルや、評価プロセスの複雑さ、コスト面での負担などの課題に直面しています。
本ウェビナーでは、JC-STARやIoT機器のセキュリティの概要だけでなく、取得に向けた課題を克服するための具体的な対策やサポート体制について、実際のJC-STAR★1取得事例を交えて詳しく説明します。
概要
- 開催日
2025年06月10日 14:00 〜 15:45
- 会場
オンライン(全国どこでも参加が可能)
- 参加費
無料
- 対象者
・IoT機器を開発されている方
・JC-STARの取得を目指している方
・エンドユーザーからJC-STAR準拠の相談を受けている方
- セミナー種別
オンラインセミナー
- 主催
東京エレクトロン デバイス株式会社
- 共催
サイバートラスト株式会社
株式会社アットマークテクノ
NXPジャパン株式会社
- 備考
配信ツールやウェビナー参加のための情報は、お申込み後に別途メールにてご案内いたします。
アジェンダ
14:00~14:05 | Opening Remarks
東京エレクトロン デバイス株式会社 |
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14:05~14:30 | 準備中 独立行政法人 情報処理推進機構 |
14:30~15:05 | SoMとLinuxをベースにJC-STAR★1適合機器の開発 ~i.MX 8ULP搭載SoMとコンテナOSで高いセキュリティを実現~ 「Armadillo-900」はNXP社製アプリケーションプロセッサ”i.MX 8ULP”を搭載したSoM(System on Module)です。セキュリティ機能が充実したLinuxベースのコンテナOSと組み合わせ、セキュアな機器を短期間で効率的に開発することができます。本セッションでは、SoMをベースとしてJC-STAR★1適合の機器をどのように実現するのか解説します。 株式会社アットマークテクノ |
15:05~15:20 | JC-STAR ★1取得への道
日本発のIoTセキュリティ規格「JC-STAR」についてどんな要件があり、どんなドキュメントとテストが必要か、未知数のことが多く、多くの方が、関心がありながらも、不安を抱えられていると思います。サイバートラストでは、これまで多くのIoTセキュリティ規格の支援を行ってきた経験から、JC-STARの取得支援にも取り組み始めています。そのポイントについてお話しいたします。 サイバートラスト株式会社 |
15:20~15:45 | 組み込み機器に対するセキュリティ規制/制度への対応を容易にするハードウェア・セキュリティ
日本におけるセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)をはじめ、サイバーセキュリティに対する法規制や制度が全世界で進んでおり、対策が急務となっています。NXPではキャッシュカードや電子パスポート等で長年培ってきたセキュリティ技術と経験をもとに、セキュリティ専用デバイス(セキュア・エレメント)の提供やマイコン/プロセッサへの高度なセキュリティ機能の実装を行ってきました。本セッションでは、特にセキュリティの基盤となる「Root of Trust : RoT(信頼の基点)」の重要性に焦点を当て、RoTを実現するための高度なセキュリティ機能を兼ね備えたNXPの製品ラインアップと、組み込み機器に対するセキュリティ規制/制度の対応を容易にする取り組みについてご紹介します。 NXPジャパン株式会社 |
※各セッション終了後に、質疑応答の時間を設けております。