投資家の皆様へ
決算説明会 質疑応答
2026年3月期 中間決算説明会における主なQ&A
- Q1産業機器市場での在庫調整の収束見通しを教えてほしい
- A1在庫状況は底を打っているという認識です。
お客様とディスカッション重ねており、来期から徐々に回復すると見込んでいます。
- Q2CN事業の受注高が大きく伸びている要因は何か
- A2 昨今、幅広い分野において、情報セキュリティへの脅威が高まっており、セキュリティなどのITマーケットは堅調です。
また、大型の商談、複数年の保守、サブスクリプション契約等が寄与しています。
- Q3経済安全保障上重要な先端技術として、AIやセンシング技術が挙げられていますが、御社の今後の事業展開に影響(懸念もしくは期待)はありますか?
- A3AI技術とセンシング技術は、重要な技術群であり、当社も現在取り組んでいます。センシング技術においては、意図しない形で利用されることがないように最終的な利用用途の確認を厳格に行っております。
AI技術は企業で導入が進んでいますが、未だ手探りの部分もございます。生成AIやAIエージェントはハルシネーション等を起こす課題があり、品質を担保する製品としてArize AIの販売を開始いたしました。
引き続き技術的にキャッチアップをすることが当社にとって重要なことだと考えています。
- Q4CN事業のセキュリティ製品につき、日本でもサイバー攻撃被害が多発する中で、今期の上振れ要因などはありますでしょうか。
- A4サイバー攻撃はサプライチェーンを分断するような攻撃が増加しています。特にAIによる攻撃は人間より広範かつ精緻に攻撃される懸念があります。
このような背景から今期は、セキュリティ対策におけるお客様の感度が非常に高く、案件は日々増えていますが、お客様も計画的に投資されていることから、業績への寄与は来期以降になる見立てです。
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以上
