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決算説明会 質疑応答

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2005年3月期 決算説明会における主なQ&A

説明会風景写真
Q12006年3月期、上期売上高の四半期別計画は?
A1第1四半期が180億円、第2四半期が220億円です。
Q22006年3月期の中間と通期の、営業利益は? また開発ビジネスが増えることによる営業利益へのインパクトは?
A2連結の営業利益は、中間で12.4億円、通期で31.6億円を予定しています。また、開発ビジネスの売上高は、通期の計画値で37億円と全社に占める割合は小さいが、利益率の向上には貢献する予定です。
Q3仕入先上位の富士通(株)とザイリンクス社の、2004年3月期と2005年3月期の売上高推移は?また、ザイリンクス社の売上高が減少した理由は?
A3富士通(株)は149億円から190億円に伸び、ザイリンクス社は167億円から155億円に減少しました。減少の理由は通信分野の需要が減少したことと大手お客様1社の商権がなくなったことです。
Q4PLDの用途やマージン率の変化について、実績と予想は?
A42005年3月期の用途は、通信関係が35%、産業機器が41%、民生機器が17%、コンピュータ・周辺機器が7%でした。2006年3月期についてもほとんど同様に予想しており、マージン率についても変動しないと予想しています。
Q5この時期に中国ビジネスを本格化した狙いは?
A5お客様からは以前より海外対応を要望されていましたが、財務体質の強化や国内の販売体制充実を優先していたため、やっと時期が来たという感じです。香港の会社は、2006年3月期に42億円の売上高を予定しています。また上海の会社は設計開発が専門ですが、人員も倍増し、しかも有能な人材が集まっているので、技術サポート業務にも拡大していく予定です。
Q6商権は経営に大きく影響すると思いますが、移動の予定は?
A6商権の移動は、いろいろな事情により日常的にあります。当社の技術サポート力等は十分評価されており、商権の移動は自然の流れとして、影響されないように配慮しながら経営しています。
Q7売上高を増やすため、他社は新規仕入先の開拓に取り組んでいますが、開発ビジネスに取り組む理由は?
A7開発ビジネスと商社ビジネスの2本柱が当社の方針であり、新規仕入先の予定もあります。当社は売上高より経常利益を重視しており、開発ビジネスを拡大して利益をさらに高める経営を目指しています。
Q8デザインサービスの開発件数が伸びていますが、件数と売上高との関係は?
A8ボードの開発を推進したため、件数が大きく伸びています。平均すると開発から売上が計上されるまで3ヶ月であり、大概で第4四半期分が次年度の売上高になります。
Q9親会社の東京エレクトロンは、グループ会社の連携強化を方針にしていますが、それによる新しい取り組みはありますか?
A9特にありません。当社としては経常利益で貢献していく予定で、経営の独自性は尊重されています。