投資家の皆様へ
決算説明会 質疑応答
2004年3月期 決算説明会における主なQ&A
- Q12005年3月期の営業利益はいくらになりますか?
- A1中間期が14.3億円、通期が34.8億円の予定です。
- Q22005年3月期の売上総利益率と販管費を教えてください。
- A2売上総利益率は13.5%で販管費は約87億円となる予定です。
- Q32005年3月期の売上予想が、マーケットの予想伸び率に比べて低めに感じますが?
- A3直近の受注は好調だが個人消費に力強い需要を感じられないので、現時点では確実に達成できると思われる数値を発表しています。基本的には量の拡大よりリスクを分散して、長期的に安定成長を続ける経営を行なっていく方針です。
- Q4主要仕入先であるザイリンクス社商品の売上見通しは如何ですか?
- A4現在、ザイリンクス社の日本国内における売上の60%以上を占めており、全体としての売上はまだ十分に伸びると予想しています。また今年は、関連するFPGAの設計受託業務を積極的に増やしていく予定です。
- Q5ピクセルワークス社商品の伸び率が低いと感じるが、主力である画像処理用ICはもっと伸びるのではないか?
- A5デジタル家電用マーケットの伸び率は期待できるが、一方では、価格(単価)の低下やお客様の生産や調達が海外移転の傾向にあるので、従来のような高い伸びは期待できないと予想しています。
- Q6利益率をアップさせる方法は何ですか?
- A6設計受託や自社ブランド商品の開発など、開発ビジネスの拡大により向上を期待しています。基本的に売上高より利益重視を経営の基本において推進します。
- Q72005年3月期の配当は、2004年3月期に比べて下がるのですか?
- A7商権移管については増加と減少した仕入先があり、2004年3月期の期中に1:2の株式分割を行ったため、配当額が減っているように見えますが、分割後の株式数で比較すると増額になる予定です。(分割後の株式数で計算した配当額見込み:2004年3月期 上期4,250円/下期4,800円、2005年3月期 上期5,000円/下期5,000円)
- Q82006年3月期の見通しを教えてください。
- A8エンドユーザの需要に不透明感があるため、マーケットがこのまま成長を続けることはなく、どこかでリセッションが起こるだろうと予想しています。反面、リセッションが起きたとしてもITバブル時のような大きな落ち込みではなく、直ぐにダラダラと成長に戻ると思っています。従って半期毎にしっかり状況を分析し、リスク分散を図りながら堅実な経営を続ける方針です。

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