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コラム
2019.09.26
製品IoTに立ちはだかる“マネタイズの壁”を乗り越えて「モノ売りから、コト売りへ」ビジネスモデルの転換に挑戦する製造業
B2B分野の多くの製造業が、IoTを活用したビジネスモデルの刷新を目指しています。「モノ」の売り切りを中心とした旧態依然としたビジネスモデルから脱却し、顧客にこれまでにない付加価値を提供して継続的に対価を得る「コト」を中心としたビジネスへ軸足を移すものです。ただ、これは容易なことではありません。製品IoTを通じて、どんな「コト」を提供できるのか。さらに、その「コト」をいかなる手段によって収益化することができるのか。マネタイズの大きな壁が立ちはだかっているのが現実です。さまざまな事例を通して、この…
コラム
2019.09.04
『東京オリンピック・パラリンピック』を契機に期待が高まる「社会インフラのデジタルトランスフォーメーション」
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック大会は、世界最大のスポーツの祭典であると同時に、わが国における最先端のIT活用の在り方を世界に示すショーケースでもあります。また閉塞化しつつある日本型の経済構造や老朽化した社会インフラを変革するチャンスとしても捉えられています。このデジタル変革の鍵を握っているのが「IoT」「AI」「5G」といったテクノロジーです。 巨大都市の社会インフラを舞台としたIoT、AI、5Gのショーケース 1964年以来、東京で56年ぶりとなるオリンピックが2020…
コラム
2019.07.08
IoTシステムにおける「AI活用」の鍵を握る
エッジコンピューティング
IoTで生成される膨大なデータを収集・蓄積し、AIによる分析を行うプラットフォームとして、スケーラブルな特性を持つクラウドが活用されています。ただし、クラウドだけでIoTのあらゆる課題が解決されるわけではありません。データが発生する現場で、瞬時の判断や制御が要求される業務が存在するからです。このニーズに応えるのがエッジコンピューティングで、クラウド上の機械学習や深層学習を経て作成された推論モデルや予測モデルを現場(エッジ)に展開して実行します。 工場のスマート化の核となるAI活用 製造現場にIo…
コラム
2019.03.26
IoTでビジネスが変わった! 最先端IoT活用ユースケース
各種IoT技術が確立されて本格的な活用が始まった現在、従来のビジネスを変えるような先進的なユースケースが登場し始めている。特に人手不足が深刻な業種業界では、IoTの導入によって業務負荷軽減という課題を克服し、ビジネスの成長に結びつけた企業も少なくない。今回のコラムでは、そんなIoT活用の先進ユースケースを紹介しよう。 ユースケース1:営業用社有車のIoT化を進め、訪問修理サービスの無店舗化を実現 「自動車のIoT化」で中心となりやすい主な話題がコネクテッドカーや運転支援、運行管理であることから、…
コラム
2019.02.26
AIの適用によりさらなる高度化が期待される
IoTシステムの現場
近年急速に発達した人工知能(AI)により、さまざまな業務の自動化・効率化が進みつつある。膨大なセンサーデータを収集・分析して業務の現場に新たな価値をもたらすIoTも、AIとの親和性が高いシステムと言える。今回のコラムでは、AIの適用によってさらなる高度化が期待されるIoTシステムの利活用シーンについて考えてみる。 AIを適用したIoTシステムの時代が到来 現在はPCやスマートフォンといった情報通信デバイスのみならず、さまざまな装置・機器に取り付けられたセンサーデバイスもネットワークに接続されるよ…