投資家の皆様へ

2024年3月期第1四半期 プレゼンテーション要旨

社長の徳重でございます。
2024年3月期第1四半期の決算報告をいたします。

2024年3月期 第1四半期決算概要

2024年3月期第1四半期の決算は、ご覧の通り前年同期比で増益増収となりました。中間業績予想に対する進捗率は、売上高54.7%、経常利益 62.9%、当期純利益61.6%と順調に推移しております。

業績概要 前期比

業績の概要です。
前期比では、売上高は83億3,400万円増加の590億1,200万円、経常利益は9億8,200万円増加の31億4,300万円となり、経常利益率は5.3%と1.1ポイント改善いたしました。当期純利益は、7億600万円増加の 21億8,600万円となりました。

業績概要 売上高増減

売上高の増減です。
全ての事業で売上高が増加し、第1四半期の売上高は590億円となりました。

セグメント別 売上高・利益

セグメント別の売上高・利益の状況です。
CN事業においては、企業のIT投資が引き続き堅調でした。ネットワーク関連製品の販売が好調に推移し、セキュリティ関連製品や保守・監視サービスも伸長したことから、売上高は前期比31.3%増加の70億9,900万円、セグメント利益は 前期比52.1%増加の5億7,900万円となりました。

EC事業は、半導体の供給が改善する中、産業機器・車載機器向けの需要が好調でありました。商権拡大と円安影響による押し上げ効果もあり、売上高は前期比14.7%増加の519億1,200万円、セグメント利益は 前期比44.1%増加の25億6,300万円となりました。

セグメント情報 CN事業

セグメントごとの状況を説明いたします。
CN事業は、品目別ではネットワーク関連製品、セキュリティ関連製品、保守・監視サービスが伸長いたしました。特に ネットワーク製品が好調に推移いたしました。

販売形態別では、データセンター・クラウド事業者向けが好調であったことに加え、システムインテグレーター向け保守・監視サービスも伸長いたしました。

セグメント情報 EC事業

EC事業は、産業機器、車載機器向けが好調に推移いたしました。

産業機器向けには、アナログIC、メモリIC、電子部品、受託開発など幅広く伸長いたしました。車載機器向けは、商権拡大によりプロセッサやロジックICが増加いたしました。

PB事業 売上高 EC事業

PB事業は、医療機器向けの設計・量産受託サービスが好調に推移いたしました。TED長崎の半導体製造装置向けビジネスやファーストも堅調でありました。

その結果、PB事業の売上高は前期比30%増加の31億 5,000万円となり、EC事業における売上高比率は6.1%となりました。

貸借対照表

貸借対照表です。
6月末の総資産は1,413億 3,700万円と、前期末に比べて21億 1,400万円の減少となりました。

資産においては、前期第4四半期と比較して売上高が減少したことで、売上債権が減少いたしました。一方で、商権拡大に伴い棚卸資産は増加いたしました。

負債・純資産においては、仕入高減少に伴い、仕入負債が減少いたしました。運転資金需要も減少したことで、有利子負債も減少いたしました。

キャッシュ・フロー計算書

キャッシュ・フロー計算書です。
税金等調整前当期純利益や売上債権及び契約資産の減少などの資金増加要因が、棚卸資産の増加や仕入債務の減少などの資金減少要因を上回ったことから、営業キャッシュ・フローは31億3,700万円となりました。

投資キャッシュ・フローは、固定資産の取得と新本社の敷金の支払いなどにより、▲5億 8,400万円となりました。

財務キャッシュ・フローは、配当金の支払や借入金の返済などにより▲32億 2,300万円となりました。

受注高の推移

受注高は 501億 7,000万円となりました。

CN事業はIT機器の納期が改善傾向にある一方で、大型案件の減少の影響がありました。

EC事業では、前期第3四半期より半導体の供給が改善傾向にあり、受注は同水準で推移しております。

私からの説明は 以上でございます。
ありがとうございました。