ニュースリリース

報道関係各位

2021年4月8日
東京エレクトロン デバイス株式会社

時系列データ自動分析マシン「CX-M」がIoT 振動診断ソリューションに採用
データ分析の作業負荷を軽減

東京エレクトロン デバイス株式会社 (本社:横浜市神奈川区、代表取締役社長:徳重 敦之、以下TED)の時系列データ自動分析マシン「CX-M」が、IMV株式会社(本社:大阪府大阪市西淀川区、代表取締役社長:小嶋 淳平、以下 IMV社)製 IoT 振動診断ユニット「ラムダバイブロ」ソリューションに採用されました。

<ソリューション概要>

■導入の背景

IMV社が提供する「ラムダバイブロ」は、各種振動ピックアップや電圧信号を収集し、診断に必要なデータ解析演算を行い、その結果を保存するIoT 振動診断ユニットです。「ラムダバイブロ」では最短20分間隔できめ細かなデータ収録が可能ですが、データは、加速度・速度・変位・FFTなどの大量で複雑なデータで構成されており、整理・分析・比較には多くの工数と作業負荷がかかっていました。
これらの課題を解決するため、TEDではIMV社に時系列データ自動分析マシン「CX-M」を提案し、採用にいたりました。

■導入の効果

収集した時系列データを入力するだけで、自動で位置合わせ、特徴抽出、機械学習を行って推論モデルを生成する「CX-M」の機能により、「ラムダバイブロ」で収集した計測データの整理・分析・比較などデータ分析の作業負荷が大幅に軽減されました。また、CX-Mの分析レポート機能により、分析結果を活用した事象の早期理解や、より深い振動解析の実施により、素早い現場改善を行うことが可能になります。

TEDでは、予知保全、検査・作業の自動化を実現する製品・サービスの提供により、ものづくりシステムを知能化し、お客様の製品開発・製造の生産性向上に貢献してまいります。

■事例紹介

URL: https://www.inrevium.com/case/cxm2/

■時系列データ自動生成マシン「CX-M」の機能・特長

CX-Mは、予知保全や品質改善を目的に、設備の異常検知、故障予測のための時系列データ分析作業と推論モデル(AI)生成を自動化するマシンです。従来データ分析の専門家(データサイエンティスト)が行っていた分析作業(データ前処理、特徴抽出、機械学習による推論モデル(AI)作成)およびプログラム開発作業を自動化し、素早いデータ活用を実現します。
URL: https://www.inrevium.com/product/cxm/

【IMV株式会社】

IMV株式会社は『振動』を中心とした環境試験・計測・解析の分野で事業を展開し、国内外で高い評価を得ています。
計測事業では、機械振動から地震まで様々な振動諸元に対する計測装置の開発、製造、販売を行っており、検査・品質管理の利用や、製造現場の機械に対する予知予防保全用のツールなど、多業種・多用途で採用いただいております。
URL: https://www.imv.co.jp/

【東京エレクトロン デバイス株式会社について】

東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やビジネスソリューション等を提供する「商社ビジネス」と、お客様の設計受託や自社ブランド商品の開発を行う「開発ビジネス」を有する技術商社です。
URL:https://www.teldevice.co.jp/

<本件に関する報道関係からのお問合せ先>

東京エレクトロン デバイス株式会社 総務部広報グループ 堀田
Tel:045-443-4132、Fax:045-443-4050
お問い合わせフォーム:https://www.teldevice.co.jp/cgi-bin/form/contact.php

<本製品に関するお客様からのお問合せ先>

東京エレクトロン デバイス株式会社
PB BU デジタルファクトリー営業部 山中
Tel:045-443-4030、Fax:045-443-4062
お問い合わせフォーム:https://survey.zohopublic.com/zs/lUCsI9

※このニュース リリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。