ニュースリリース

報道関係各位

2021年3月30日
東京エレクトロン デバイス株式会社

時系列データ自動分析マシン「CX-M」がAEモニタリングシステムに採用
プレス機計測の大量データの分析作業工数を大幅に削減

東京エレクトロン デバイス株式会社 (本社:横浜市神奈川区、代表取締役社長:徳重 敦之、以下TED)の時系列データ自動分析マシン「CX-M」が、信和産業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:伊東 学、以下 信和産業社)製 高速AEモニタリングシステム「EDGE NODE DISCOVERY MG」に採用されました。

■導入の背景

信和産業社が提供する高速AEモニタリングシステム「EDGE NODE DISCOVERY MG」は、100マイクロ秒でAE波の計測が可能で、高速に動作するプレス機の状態をモニタリングできます。

「EDGE NODE DISCOVERY MG」で取得するAEデータは、1分間に60万個と膨大であるため、人手による分析や目視判定は非常に困難な作業となっていました。そこで、大量なデータの効率的な分析や、分析結果を良否判別に応用できるソリューションが必要でした。

これらの課題を解決するため、TEDでは信和産業社に時系列データ自動分析マシン「CX-M」を提案し、採用にいたりました。

■導入の効果

時系列データを入力するだけで、自動で特徴抽出、機械学習を行って推論モデルを生成する「CX-M」の機能によって、大量データの分析作業の工数を大幅に削減することができました。また、生成した推論モデルを組み込んだPCをライン上に設置することで、自動良否判別のリアルタイム運用が可能になり、プレス機で加工する製品の品質確保も実現しました。

TEDでは、予知保全、検査・作業の自動化を実現する製品・サービスの提供により、ものづくりシステムを知能化し、お客様の製品開発・製造の高効率化に貢献してまいります。

■事例紹介

URL:https://www.inrevium.com/case/cxm/

■時系列データ自動生成マシン「CX-M」の機能・特長

CX-Mは、予知保全や品質改善を目的に、設備の異常検知、故障予測のための時系列データ分析作業と推論モデル(AI)生成を自動化するマシンです。従来データ分析の専門家(データサイエンティスト)が行っていた分析作業(データ前処理、特徴抽出、機械学習による推論モデル(AI)作成)およびプログラム開発作業を自動化し、素早いデータ活用を実現します。
URL:https://www.inrevium.com/product/cxm/

【信和産業株式会社について】

当社は、半導体・電子部品の商社から始まり、現在は製品開発・試作・量産・検査を一貫して行える調達に強い製造サービスを展開しております。
この、ものづくりの経験を活かし、有用なAE技術を多くの皆様に使っていただけるよう、製品・サービスとしてご提供を行う国産AE製品ブランド、FIRST AE®を展開しております。3年間で160社以上、多くの現場で予知保全、品質確保にご採用いただいております。
URL:https://www.sws-kk.co.jp

【東京エレクトロン デバイス株式会社について】

東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やビジネスソリューション等を提供する「商社ビジネス」と、お客様の設計受託や自社ブランド商品の開発を行う「開発ビジネス」を有する技術商社です。
URL:https://www.teldevice.co.jp/

<本件に関する報道関係からのお問合せ先>

東京エレクトロン デバイス株式会社 広報・IR室 堀田・平
Tel:045-443-4005、Fax:045-443-4050
お問い合わせフォーム:https://www.teldevice.co.jp/cgi-bin/form/contact.php

<本製品に関するお客様からのお問合せ先>

東京エレクトロン デバイス株式会社
PB BU デジタルファクトリー営業部 神本
Tel:045-443-4030、Fax:045-443-4062
お問い合わせフォーム:https://survey.zohopublic.com/zs/lUCsI9

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