ニュースリリース
報道関係各位
2021年1月14日
東京エレクトロン デバイス株式会社
コロナ禍の訪問サポートを最小限にするフィールドサービスが提供可能
産業機器向けリモートサポートサービス「FalconLink on Azure」を開発し、販売を開始
東京エレクトロン デバイス株式会社(横浜市神奈川区、代表取締役社長:徳重 敦之 以下、TED)は、産業機器向けリモートサポートサービス「FalconLink on Azure」を開発し、2021年1月14日より販売開始します。
URL:https://esg.teldevice.co.jp/iot/azure/solution/remote/falconlink.html
FalconLink on Azureのイメージ
■背景
現状のフィールドサービスでは、お客様が利用する産業機器にトラブルが発生した際にサポートセンターに電話で問合せ、解決しない場合はエンジニアによる訪問サポートを依頼するのが一般的です。しかし電話だけで正確に情報を伝達することは難しく、誤った認識で準備が不十分のまま訪問サポートしても解決まで時間がかかり、その結果お客様の機器にダウンタイムが発生・長期化してしまうといった課題があります。また、コロナ禍においては訪問サポートを最小限にする必要があり、リモートサポートサービス導入への期待が高まっています。
■「FalconLink on Azure」について
「FalconLink on Azure」は、ユーザーが利用する産業機器の操作画面をサポートセンターと共有することでフィールドサポートを支援する、産業機器向けリモートサポートサービスです。 サポートセンターはユーザーの許可の下、遠隔地からの操作画面やマウス・キーボードの操作、産業機器のログデータを共有することで、電話だけでは把握できなかったユーザーの状況を視覚的に正確に把握することができ、トラブル解消のアドバイスや、訪問サポートの必要性の判断や手配など、的確で迅速なサポートにより、トラブルの早期解決が可能です。
また、ユーザーのセキュリティ・プライバシーの保護や組み込み機器のリソースに配慮し、操作画面の画像転送やリモート操作の許可設定をユーザー側の権限とすることで、ユーザーのポリシーや環境に合った利用が可能です。
産業機器メーカーは、自社の機器に本製品を組み込むことで的確で迅速なリモートサポートが提供でき、フィールドサポートの品質向上による顧客満足度向上と工数削減を実現します。
■「FalconLink on Azure」の機能・特長
- インターネットに接続するだけで操作画面・ログデータの共有が可能
- 他社ネットワークへのログインが不要
- 産業機器メーカーのアプリケーションに組み込んだ利用が可能
- httpsプロトコルの採用によってSSL暗号通信に対応
■概算費用
カスタムモデル (サポート用クラウド環境を提供) |
SaaSモデル (当社クラウド環境利用) |
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機能 | ・画面共有 ・マウス・キーボード操作 ・ファイルアップロード ※ファイルダウンロード機能、予知保全、IoT BIツールとの連携などのカスタム対応可能 |
・画面共有 ・マウス・キーボード操作 ・ファイルアップロード |
開発費 | 250万円〜 | ― |
ランニング費 | 約8万円/月〜 | 8万円/月 ※同時接続数10ユーザー |
メンテナンス費 | 1万円/月 | ― |
TEDでは、産業機器メーカーのお客様向けに販売活動を行い、製品開発から保守・サポートサービスの構築まで幅広くご支援してまいります。
【東京エレクトロン デバイス株式会社について】
東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やビジネスソリューション等を提供する「商社ビジネス」と、お客様の設計受託や自社ブランド商品の開発を行う「開発ビジネス」を有する技術商社です。
URL:https://www.teldevice.co.jp/
<本件に関する報道関係からのお問合せ先>
東京エレクトロン デバイス株式会社 広報・IR室 堀田・平
Tel:045-443-4005、Fax:045-443-4050
お問い合わせフォーム:https://www.teldevice.co.jp/cgi-bin/form/contact.php
<本サービスに関するお客様からのお問合せ先>
東京エレクトロン デバイス株式会社
クラウドIoTカンパニー エンベデッドソリューション部
Tel:045-443-4021
お問い合わせフォーム:https://c-iot.teldevice.co.jp/public/application/add/2010
※このニュース リリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。