ニュースリリース

報道関係各位

2017年11月28日
東京エレクトロン デバイス株式会社

IoT向け 異常判別プログラム自動生成マシン「CX-M」の販売を開始
〜正常時と異常時の時系列データから自社基準の状態判別を実現〜

東京エレクトロン デバイス株式会社(横浜市神奈川区、代表取締役社長:徳重 敦之 以下、TED)は IoT向けに時系列データから装置の異常判別プログラムを自動生成する専用マシン「CX-M」を開発し、2017年11月28日から販売を開始します。 (https://connexon.tokyo/cxm/

  • 【CX-M専用マシン】

  • 【操作画面】

■開発の背景

近年、製造業の現場ではIoTを活用した装置の異常検知や故障予測などの予防保全への関心が高まっています。装置の状態を判別するプログラムを生成するためには、装置の振動や音、センサーなどからの時系列データを解析して判別モデルを作成する必要がありますが、現状はデータサイエンティストなど専門知識を持った限られた人材が作業を行っていて、技術やコストの面で課題があります。

■CX-Mについて

異常判別プログラムを自動で生成、任意の環境で利用できる

【異常判別プログラム生成ステップ】

CX-Mは、時系列データを入力すると「データクレンジング」「特徴の抽出」「機械学習による判別モデル作成」「判別精度検証」を独自ソフトウェアで行い、異常判別プログラムを自動で生成する専用マシンです。ユーザーはデータ解析技術の知識がなくても、正常時と異常時の時系列データを用意するだけで自社基準の異常判別プログラムが生成できます。
生成した異常判別プログラムは出力することができて、クラウド上や自社のシステムに組み込むなど、任意の環境での利用が可能です。

ROIを考慮したIoTでの予防保全が実現できる

CX-Mは内部でのデータ分析内容が確認できるので、入力データ量やデータクレンジングに依存する判別精度を数値化することができます。ユーザーは判別精度から予防保全効果を予測できるので、ROIを考慮したIoT導入を検討することができます。

データフローアプリケーションへの展開も可能

現場で動作させるアプリケーションを生成する当社の「ノンプログラミング開発クラウドConnexon」を併用すると、機械学習により異常判別プログラムの判別精度が向上した時にも簡単にアプリケーション化することができ、システム開発時間やコストの削減が可能です。 (https://connexon.tokyo
(ご参考)ノンプログラミング開発クラウドConnexon
http://www.teldevice.co.jp/pro_info/2017/press_170509.php
http://www.teldevice.co.jp/pro_info/2017/press_171031.php

■ハードウェア仕様

CX-M専用マシン
筐体サイズ 165(幅)×190(奥行)×43(高)mm
CPU Intel®Core™ i7-4770S(3.1GHz)
メモリ 16GB
HDD HDD 2.5インチ SERIAL ATAV 500GB 5400rpm
OS Linux
動作環境 温度:0〜40度、湿度:20-80%
質量 約1.4kg
インターフェース USB3.0 2ポート, USB2.0 6ポート
COM 2ポート、SDカードスロット、リモートスイッチ端子
グラフィック 3ポート(DisplayPort:2, HDMI Port:1)
LAN 2ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)

TEDでは、製造業の企業を対象に本製品及びソリューションで、今後3年間で5億円の販売を見込んでいます。
製品価格は99万5千円(税別、年間使用料込)、2年目以降は年間使用料72万円(税別)。

■CX-Mの無料データ分析診断を提供

CX-Mによるデータ分析診断を無料で行います。お客様のデータを利用した場合の判別精度をご確認の上、購入をご検討いただくことができます。

CX-M 製品紹介WEB:https://connexon.tokyo/cxm/
CX-M お問い合わせ:https://survey.zohopublic.com/zs/mHB0z2
CX-M 無料データ分析診断のお申込:https://survey.zohopublic.com/zs/zoB0tF

【セミナー情報】

セミナー: TED REAL IoTセミナー (12月)
山積みのIoT課題をどう片付ける?-事例に裏付けられた実用的で経済的な4つの解決術-
日時: 2017年12月1日(金) 14:00 -17:30(受付開始13:30)
会場: AP新橋虎ノ門 NS虎ノ門ビル11階 ルームA
セミナー内の「「必要なのはデータだけ」 AIの開発課題を解決する新しい選択肢」のセッションで、IoT向けノンプログラミング開発クラウド“CX-M“をご紹介します。
URL: https://www.teldevice.co.jp/ted_real_iot/seminar/dec2017.php

【東京エレクトロン デバイス株式会社について】

東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やビジネスソリューション等を提供する「商社ビジネス」と、お客様の設計受託や自社ブランド商品の開発を行う「開発ビジネス」を有する技術商社です。
URL:http://www.teldevice.co.jp/

【東京エレクトロン デバイス株式会社CNカンパニーについて】

CNカンパニーでは、ストレージ、ネットワーク、およびセキュリティ製品を幅広く取り扱い、クラウド時代のビジネスソリューションとして提供しています。世界の最先端テクノロジーをいち早くキャッチするマーケティング機能を国内外に持ち、導入からサポートまで一貫して提供しています。
CNカンパニー専用サイト:http://cn.teldevice.co.jp/

<本件に関する報道関係からのお問合せ先>

東京エレクトロン デバイス株式会社 広報・IR室 堀田・平
Tel:045-443-4005、Fax:045-443-4050
お問い合わせフォーム:https://www.teldevice.co.jp/cgi-bin/form/contact.php

<製品に関するお客様からのお問合せ先>

東京エレクトロン デバイス株式会社
CNカンパニー アプリケーションサービス開発部 神本
Tel:03-5908-1981、Fax:03-3344-1812
お問い合わせフォーム:https://survey.zohopublic.com/zs/mHB0z2

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