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2024.03.21

AI スマートファクトリー

時系列データから装置状態を見抜く異常判別プログラム 自動生成マシン「CX-M」

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製造業の予知保全に欠かせないデータ分析作業を自動化する新しい技術

IoT は、あらゆる業種業界の企業において、さまざまな用途で活用され始めています。特に製造業では、工場の生産設備の予知保全システムや、出荷した機械製品の状態をリモートで監視し、異常検知・予知保全を支援するサービスシステムの導入・検討が進んでいます。そうした装置の異常検知・予知保全を可能にするIoT システムの実現には、データ分析作業が必要で、企業にとって大きな実現課題となっています。東京エレクトロンデバイスでは、こうした課題を解決するためセンサーや装置のデータから、装置の状態を高精度で自動判別するプログラムを自動生成できるアプライアンス製品「CX-M」を開発し提供しています。

製造業で活用が広がるIoTシステム

概要

調査会社IDC Japan の調査によると、「日本国内のIoT 市場は前年比約15%ずつの伸長を続けており、2022 年には12 兆円市場になると予測されています」(出典: 国内IoT 市場 ユースケース(用途)別/産業分野別予測を発表 2018 年~ 2022 年)特にIoT 市場を牽引しているのは製造業であり、工場内のさまざまな用途でIoT システムが活用され始めています。出荷した製品の保守を目的にIoT システムを利用するという顧客向けサービスへの応用も始まっています。ただし、現時点ではIoT システムを導入しているのは一部の先進企業に限られ、IDC Japan の別の調査によると、「国内企業のIoT 利用率は6%であり、最も利用が進んでいる製造業でもおよそ9%に過ぎません」(出典: IDC Japan 国内IoT 市場 企業ユーザー動向調査結果を発表) いまは先進企業の導入事例を参考に、多くの企業がIoT システムの導入を模索し始めているという状況です。

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