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2024.03.21

AI スマートファクトリー

「プロトタイピング」を制するものは「IoT開発」を制す

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企業が実現したい価値をアジャイル型で事前検証

 さまざまなビジネスの課題解決に役立つと期待されるIoT ですが、実際に導入するにはいくつものハードルを乗り越える必要があります。中でも企業にとって高いハードルとなっているのが、取得したセンサーデータを使って何ができるのか、どんな価値を生み出すのかということについて「やってみなければわからない」というリスクです。そうしたリスクを最小化するには、実際に動作するモデルを製作し、実現方法を事前に検証するプロトタイピングが欠かせません。東京エレクトロンデバイス(TED) の「Min Lab (ミン ラボ)」は、そうしたプロトタイプの開発をワンストップで支援するサービスです。

IoT の開発段階の課題とは?

概要

近年、IoT を活用してビジネスの課題を解決する企業が急増しています。TED においても、お客様に最適なデバイス開発、アプリケーション開発、データ解析・分析をワンストップで提供するサービス「TED Real IoT」を通じて「『アイデア』を『かたち』にし『ビジネス』につなげる」ことを目指し、お客様の課題に合わせた情報提供やアセスメント、開発サービス、製品提供を行っています。
 最初の「アイデア」を創出するステップでは、IoT 設計支援「Design Aid」により、ビジネスの現状を把握して課題を抽出、対策を検討してIoT の仕組みを企画・設計するところまでを支援します。ただし、企画・設計したIoT の仕組みは、TED の経験と知見に基づくとはいえ、その価値や効果が想定通りかどうかは絶対ではありません。IoT 全般に言えることですが、実現方法や効果の正確な予測は非常に難しく、事前に要件定義を確定させることは容易なことではありません。つまり企業には、企画・設計したIoT がどんな価値や効果をもたらすのか、実際に開発して動作させてみなければわからないというリスクがあるのです。
 そこで実現性や有効性を確認するために、実際に動作するモデルを製作して事前に検証するプロトタイピングが欠かせません。しかしプロトタイプ(試作) モデルを製作し、データの収集・蓄積・活用のインフラを構築して概念実証(PoC:Proof of Concept) を行うには、センサーモジュールを含むハードウェアデバイスやソフトウェア、ネットワークに関する幅広い知識と技術力が不可欠であり、その検証環境、体制を構築するだけも相当な苦労となります。さらにプロトタイピングの結果によっては設計の変更・見直しが頻繁に発生するため、それに対応できる強力かつ柔軟な開発体制も必要です。
 こうしたプロトタイピングに関する障壁を取り除き、リスクを最小化しながら「アイデア」を「かたち」
にするサービスが、TED の「Min Lab」です。

TED DRIVING DIGITAL TRANSFORMATION(TDX)
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