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プレスリリース
2011年12月14日  



ザイリンクスと東京エレクトロンデバイス、安価で専門性の高い
教育機関向け FPGA ボードで、日本でのユニバーシティ プログラム活動を強化


東京エレクトロンデバイスが米国 Digilent 社製で教育機関向けに
世界で実績の高い安価な FPGA ボードの国内向け販売を開始


ザイリンクス社の日本法人ザイリンクス株式会社 (東京都品川区、代表取締役社長 サム ローガン) と東京エレクトロン デバイス株式会社 (神奈川県横浜市、代表取締役社長 栗木 康幸、東証第1部 : 証券コード 2760) は 12 月 14 日、東京エレクトロンデバイスがザイリンクス ユニバーシティ プログラム (XUP) のパートナーの 1 社である米国 Digilent 社と販売契約を締結し、大学などの教育機関向けにザイリンクス Spartan®-6 FPGA などを搭載した Digilent 社製の安価で専門性の高い開発ボードの販売を日本で本格的に開始すると発表した。これにより両社は、Digilent 社製ボードを使った FPGA の講義向け教材の提供や、大学教授および研究者向けのワークショップの提供など、日本での XUP 活動をさらに強化し、若きエンジニアの育成を支援する。


東京エレクトロンデバイスは、世界 70 国以上の 1,200 を超える大学で実績をもつ Digilent 社が提供している開発ボードのうち、アカデミック向けの価格が 199 米ドルと安価な設定となっている Spartan-6 LX45 FPGA 搭載の Atlys™ 開発ボードをはじめ、Spartan-6 FPGA 搭載の Nexys™3、Spartan-3E FPGA 搭載の Nexys2、Spartan-3E FPGA 搭載の Basys™2 などラインナップの豊富な FPGA ボード全製品を日本で販売する。東京エレクトロンデバイスでは、この度の Digilent 社製 FPGA ボードの本格的な販売開始に合わせ本日よりアカデミック向けキャンペーンを実施する。キャンペーン期間中に Nexys3、Nexys2 および Basys2 のいずれかの購入を決定した教育機関関係者に対して、ボード 1 本を無償で提供する。販売を開始するボード ラインナップの詳細やキャンペーンに関する詳しい情報は、東京エレクトロンデバイスのウェブサイトを参照されたい。


東京エレクトロンデバイス、ソリューション事業統括本部長の初見泰男氏は、「Digilent 社の FPGA ボードはザイリンクスの FPGA を搭載しアカデミック向けに世界中で多くの実績を持っています。日本でも本格的な販売を開始しますが、多くの日本の大学教授や研究者の方々、そして学生の皆さんに実践的な講義で使っていただくことを期待しています」と語っている。


Digilent 社のクリント コール (Clint Cole) 氏は、「東京エレクトロン デバイス社と協業し、日本国内のアカデミック機関向けの活動を継続できることは大変喜ばしいことです。Digilent の FPGA キットは、日本の教育向上や FPGA 技術の裾野拡大に貢献できることでしょう」と語っている。


また、ザイリンクス株式会社代表取締役社長サム ローガンは「ザイリンクスはこれからの FPGA エンジニアを育成するために世界規模で XUP を展開し成果をあげています。日本でも東京エレクトロンデバイスと連携し教育機関向けに多くの活動および支援を行ってきましたが、専門性が高くかつ安価な Digilent 社製ボードを東京エレクトロン デバイスが日本市場で本格的に展開できるようになったことで、今後 XUP の活動がさらに充実すると確信しています」と語っている。


ザイリンクスおよび東京エレクトロンデバイスでは、Digilent 社製ボードをベースとした FPGA 設計における入門からアドバンスド向けの各種教材を使用した教育者向けのワークショップを随時開催する予定である。また、Digilent 社製ボードを使用したデザイン コンテストの開催も 2012 年に行う予定である。


ザイリンクス ユニバーシティ プログラム (XUP) について
ザイリンクス ユニバーシティ プログラム (XUP) は、世界中の大学教授や研究者がザイリンクス FPGA を講義に導入できるように、すぐに使用できる質の高い教材を提供している。また、プロフェッサ ワークショップを無償で提供、これらのワークショップは、ザイリンクスやそのほかのアプリケーション専門家によって運営されており、FPGA テクノロジについて実際的かつ理論的な側面を詳しく説明している。詳しい情報はウェブサイト http://japan.xilinx.com/university/ で公開している。


Digilent 社について
Digilent 社は米国ワシントン州に FPGA やマイクロコントローラなど最新のデジタル技術の普及を目的に 2000 年に設立され、大学などアカデミック向けを中心に開発ボードなどの開発、販売を行っている。詳しい情報はウェブサイト http://www.digilentinc.com/ で公開している。


東京エレクトロンデバイスについて
東京エレクトロンデバイスは半導体製品とビジネス ソリューションに加え、設計受託サービス、自社開発製品を提供する技術商社である。詳しい情報はウェブサイト http://www.teldevice.co.jp/ で公開している。


ザイリンクスについて
ザイリンクス (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル プラットフォームのリーディング プロバイダーである。詳しい情報はウェブサイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。


※ ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。